教師経験から実感する公立中生と私立中生の違い

私はこの7年間、3つの学校で教師として過ごしてきました。

最初の2校が私立の中高一貫校、現在の学校が公立の中学校です。

今日は、3つの学校を経験し、実感している違いを書きたいと思います。

 

それは一言で言うと、質問される回数の差

 

公立の学校では、質問を受けることはほとんどありませんでした。

それに対して私立の学校では、特定の生徒には偏りますが、

1日1回は何かしらの質問を受けていたように実感しています。

 

まわりの目を気にし始める年代ですから、

わからない問題があっても、教師に質問しないという人もいると思います。

私立中は受験に合格しなければ入学できないので、

「学習に対する意識の差→質問回数の差」になっていることも事実です。

 

ところで。

 

公立中学校では、高校入試を突破するためには、内申点を上げることが必須条件です。

そのためには、教師の作る課題やテストで良い成績を修める必要があります。

 

一方、私立校の最終目標は、大学入試に合格することです。

この場合、大学合格という壁を越えるための道筋を示すことが、教師の至上命題です。

 

誤解を恐れずに言うと、生徒にとって

教師が敵になっているか、それとも味方になっているか。

ここに大きな違いがあります。

 

三者面談などでは、保護者の方からお子さんに

「先生にもっと質問したら?」と提案を受けるのですが、

公立中の場合、実際にそううまくはいきません。

 

自分を評価する立場の人間には、

弱みを見せるのではなく、いい姿を見せたいと思うからです。

 

わからないところをわかるようにすることよりも、

質問することで教師にいろいろ言われたくない、といった

本質的でない部分が優先してしまい、

子どもたちの自発的な学習を妨げてしまっている気がしてなりません。

 

もちろん私は、教師の身分としては、質問されることは大歓迎です。

質問することで子どもたちの学習が一歩進むのであれば、

教師をどんどん「使って」もらえたら、と思っています。

 

高校の英語・数学は、実力を伸ばしたいと思えば思うほど、

わからない問題にあたったときの大人のサポートがほしくなります。

 

中学生のうちから質問を習慣化することで、

質問に対する抵抗を少なくしておくと、

これからの勉強が進めやすくなるのではないかと思っています。

 

 

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2016年3月11日 | カテゴリー : 学校の話題 | 投稿者 : madrugada